〒453-0864 愛知県名古屋市中村区横前町500番地2サンハイム102
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腰椎分離症は椎骨(背骨)の椎弓根と呼ばれる部分に起こる 疲労骨折 です。
以前は先天性のものと言われていましたが、近年では CT,MRI の発展により スポーツ などが原因となる 疲労骨折 であることがわかってきました。したがって 「骨折」 であることから 早期発見 をして早期に 適切な治療 を行うことで 骨癒合が可能 となります。
最近の研究では特に スポーツ活動 を盛んに行う小・中学生の 腰痛が1週間以上継続 した場合、その 約40~50%程度 が分離症を発症していると言われています。 したがってスポーツ活動を行うこどもの腰痛ではまず第1に分離症が疑われるかどうかを判断することが重要です。
分離症は CT 画像により「 初期 」「 進行期 」「 終末期 」に分類され、さらに MRI ではCTでもわからない「 超初期 」の分離症も発見が可能です。
当院では分離症にも力を入れている 米田病院 へ検査を依頼し分離症の早期発見に努めてます。
分離症は発見が遅れてしまい進行すると最終的に左右の椎弓根部が 偽関節(終末期) となり、椎骨の前後のつながりがなくなるためとても不安定な状態になってしまします。特に小学生や中学生の若年者で 両側分離(偽関節) が起こると将来的に「 すべり症 」に移行するリスクが高まります。すべり症が起こってしまうと将来、成人になったときに腰痛がひどくなったり時には神経症状を伴うこともあります。
したがって特に小・中学生の若いお子様では 早期発見 をし、 スポーツ活動の中止 、 硬性コルセット の使用を行うことで治癒(骨癒合)を目指すことが大切です。
当院では骨癒合に効果的な LIPUS(低出力超音波治療器) を用いて 骨癒合率の向上 を図り、時期に応じて 適切なリハビリテーション を行っていきます。
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